生徒さんや保護者の方がすぎなを振り返って書いてくださいました。
三重大学教育学部 Sさん | Tくん(20歳)のお母さんの声
らくだ教材とともに
Tくん(20歳)のお母さん

知的障害があっても…

晴子さん宅で初めて平井先生にお会いしたとき、 息子には知的障害があることを伝えると、
「うちの教室でIQ30の子もやっていたよ」と言われました。
そのころの息子は小学生でしたが、IQ30もありませんでした。
でも、平井先生の言葉に可能性を感じました。
枠の中に線を書いくことはできそうだったので、数のプリントから始めることにしました。
まったく落ち着きがなく多動でしたが、プリント1枚(目安時間2分)ならなんとか座ってすることができ、付き添って毎日一枚続けました。

基礎学習が情緒安定をもたらす

その頃雑誌AERAにらくだ教材が紹介されました。
基礎学習が情緒安定をもたらすこと、食事や着替えができなかった子が自力でできるようになったこと等が書かれていました。
何をするにも手がかかり、聞き分けのない子の子育てに疲れ気味だった私にも
希望がもてました。なにより嬉しい情報でした。

数字のなぞりから、カレンダー、時計にも

その通り、数をなぞりながら数字が書けるようになって、数字に興味を持ち、
数字が理解できるようになると、カレンダー、時計へと関心がでてきました。
日にちを記入するときに、今日が何日かわかるように、プリントをしたらカレンダーにシールを貼るようにしていきました。このシール貼りは達成感が感じられるのか楽しそうでした。

プリントだけでなく、バスも一人で

この頃から一人ですすんでプリントを毎日するようになり、
一人で時間を計り(壊れたストップウォッチは、数知れず…!)、
準備から道具の管理まですべて一人でするようになりました。
私はノータッチです。
しばらくして、すぎなにも一人でバスで行くようになりました。

全寮制の中学・高校でも自分で続ける

焦ることはなく確実にできてから先に進む。
できなければ、戻る。
反復する。
誰かと比べることもなく、自分のペースでできます。 
この学習法で、全寮制の養護学校(中学・高校)に行っても自分で続けることができました。
帰省したらすぎなに行き、どのプリントを何枚、どうやって練習するかを
晴子さんと相談して決めて、大量のプリントを持っていきました。

就職に必要な引き算も練習できて、就職

就職の時には、実習先で引き算が必要になりました。
プリントはまだたし算で、引き算をしていません。
特殊な養護学校のため学校でも習っていません。
でも、職場で必要な引き算をプリントにしたら、
自分でらくだと同じように練習をして引き算ができるようになりました。
今、その会社で働いています。

毎朝、好きな野球の記事に目を通してから仕事に行く職

仕事で疲れていても毎日プリントを続け、会社の帰りにすぎなに通っています。
毎朝、大好きな野球の新聞記事に目を通し、
彼なりに情報をつかんで会社に行くのが日課になっています。
これもプリントの成果だと思います。

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